コラム

2015-12-18

住宅写真の撮り方、カメラとレンズは何を選ぶべき?

昨今、住宅写真の撮影にはデジタル一眼レフカメラが適しているとされ、現場で多く使用されています。
画素数1200万画素以上ある画質の良さはもちろんですが、デジタル一眼レフの最も大きなメリットとして挙げられるのは、シチュエーションごとに多様なレンズに交換が可能なことです。
標準レンズ、広角レンズ、超広角レンズ、明るめのレンズなど、場所ごとで自由自在に変えることができます。最新のコンパクトデジタルカメラは高性能ですが、自由なレンズ交換だけはコンパクトデジタルカメラに真似できないところです。

住宅写真の撮影で使用するカメラとレンズ


コンパクトデジタルカメラの性能が上がったといえ、やはり住宅写真の撮影においてはデジタル一眼レフに敵わないといえます。

限られた空間の住宅写真撮影では、広角レンズの出番が多くなります。場合によっては12mmや14mmなどの超広角レンズを使用することもあります。デジタル一眼レフであれば、これらのレンズを自在に変更できます。

住宅写真撮影に適しているレンズですが、超広角レンズの16-35mmズームレンズが向いていると思います。しかし広角レンズで気をつけるべきポイントは、端が歪んでしまうことです。

また、住宅写真では垂直水平が保たれなければならないので、端の直線が歪まないように注意が必要です。最近のカメラには歪みを補正する機能が付いているものもあります。また撮影後にPhotoshopなどの画像処理ソフトで補正するのもひとつの手段です。


道具を使って住宅写真の撮り方を工夫する

住宅内の撮影の場合、十分な明るさを得られない場合が多くあります。その場合手持ちで撮るとぶれてしまいます。シャッタスピードを早くしてISO感度を上げる方法もありますが、どうしても画質の低下は否めません。
それゆえ、三脚が使えるスペースが確保できるようであれば、なるべく三脚を使用するようにしましょう。カメラを安定させるだけでなく、住宅写真の重要なポイントである垂直水平を出すことにも三脚は一役買ってくれます。

また室内の撮影で、逆に窓から光が入り過ぎて逆光になるような場合は、窓の外からシーツを垂らすなど工夫して対処します。状況に合わせて三脚やストロボを使用したり、逆にそれらを使用しないでいろいろなカットを撮影してみましょう。

カメラとレンズに合ったライティング

ライティング機材も状況に合わせて使用することが大切です。

住宅写真撮影ではストロボが向いているといえます。カメラ本体の上部に取りつけるクリップオンタイプが室内の撮影でよく使われるストロボです。光量が少ない空間でその光を補う役割をしてくれます。

しかし照射される角度が狭いのが欠点で、超広角レンズにはそのまま使うことができません。ストロボの光を天井にバウンスさせたり、ストロボの前にディフューザーを配置するなどして使用します。

クリップオンタイプより大きい、ポータブルのモノブロックタイプのストロボも使い勝手がよいとされています。ストロボを使用する際には鏡やガラスに反射していないか注意するようにしましょう。

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