コラム

2015-12-23

建築写真の上手な撮り方のポイント

まず初めに建築写真では、十分な明るさ、ぶれ対策、垂直水平、目線の高さをしっかり意識することが大切になります。
建築写真の撮影条件は融通の利かない問題のある場面にぶつかることも多く、それらに臨機応変に対応できる術が求められます。建築写真撮影の大きな問題といえば、明るさの問題、広さの問題、撮影場所の問題など様々です。それらの問題を回避するポイントを下記で説明していきます。
難しそうな建築写真ですが、コツとポイントさえしっかり押さえれば、魅力的な写真を撮ることができるようになるでしょう。

明るい写真を撮るために意識したい建築写真の撮影のコツとポイン


明るさについてですが、暗い室内を撮影する時には思わずフラッシュを使用したくなります。しかし実際には、フラッシュを使用しない方が写真は自然な仕上がりになります。カメラに内蔵されているフラッシュの光が届く距離は短く、室内全体を明るく写すことは困難です。

したがってフラッシュを使用した場合、部屋の一部のみが明るくなったり、暗い影が発生してしまったりと、実際の部屋の雰囲気とはずいぶん異なる不自然な写真になってしまうことが多いのです。
ポジティブなイメージを伝えるために、建築写真において明るい写真を撮ることは不可欠といえるでしょう。

建築写真で手ぶれを抑える撮り方


ぶれ対策も大切なポイントです。暗い室内だとシャッタスピードが遅くなり、手ぶれが起きやすくなるので注意が必要です。建築写真のような被写体が動かない場合でも、暗い室内では手ぶれが起きやすくなります。手ぶれ防止には三脚を使用するのが一番良い方法ですが、それが難しい場合以下の方法が有効です。

◆両脇をしっかり締めてカメラを構える
◆安定した壁や机を支えに体やカメラを固定する
◆首にかけたカメラのストラップをピンと張る
◆ISO感度を上げてカメラのシャッタスピードを上げる
暗い屋内で三脚が手元になくても手ぶれは軽減できるので、臨機応変に対応しましょう。

垂直水平、目線の高さを意識する

垂直水平が意識されていない写真は、見る側に不安定で雑然とした印象を与えます。狭いスペースでは、全体を写すために垂直水平がおろそかになりがちなので、注意が必要です。

また、建築写真では目線の高さを意識することも大切です。撮影する場所の生活を想像して、目線の高さを決めます。建築物の外観の撮影では、人が自然に建築物をみる目線、つまり立って撮影するのが自然といえます。お部屋の中であれば、洋間なら椅子に座った時の目線の高さ、和室であれば正座した時の目線の高さ、台所では立って生活するので、立っている時の目線の高さが基本になります。

玄関やトイレなどの狭い場所では無理に全体を撮影するより、垂直水平にこだわらずにアピールしたいポイントに絞って撮影する方がよいでしょう。例えば玄関なら靴が置けるスペース、洗面所なら洗面台というように被写体を絞って撮影すると、結果的に「伝わる写真」になります。

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