コラム

2015-12-22

暗い室内での撮影、キレイに撮るには?

光が限られる暗い室内でキレイに撮影することは簡単ではありません。一見明るくみえる屋内でも、写真撮影のためには十分な明るさではないことが多く、普通に撮影すると写真は暗くなってしまいます。

暗いと手ぶれが生じるため、どうしてもフラッシュを使用したくなってしまいます。ですが、実はフラッシュの光はキレイに撮るためには向いていません。
ここではフラッシュを使用せず、手ぶれを防ぎながら明るくキレイに撮るコツを説明します。

暗い室内であえてフラッシュは使用しない


暗い室内ではカメラ内蔵のフラッシュを使用したくなりますが、強いフラッシュの光は撮影対象の真正面にのみ当たるため、立体感と奥行きのない写真になってしまう可能性が出てきます。

またフラッシュの光が届く距離は数メートル程度で、光が被写体に届いても背景は暗いままというパターンが多くなります。
それらを防ぐために、一眼レフカメラを使用しフラッシュを使用しない設定にします。オート設定のままだと自動的にフラッシュが発光してしまうので、設定を手動でフラッシュ発光禁止にします。

デジカメの撮影設定ダイヤルにある「P」、「A (Av)」、「S(Tv)」などでもフラッシュ発光と禁止を手動で設定できます。

暗い室内に適した絞りの設定

暗い室内で、できる限り明るくぶれのないキレイな写真を撮影するには、カメラレンズの「絞り」の設定が重要になります。絞りとはレンズに取り込む光の量をコントロールすることを指します。カメラのF値を小さく設定すると、レンズの絞りが開きカメラに光を取り込む量が増えます。

こうして、できる限り絞りを開放すれば明るくなり、暗い室内でもキレイに撮ることができます。絞りの範囲はレンズによって大きく左右されるので、F値2.8以下のなるべく明るいレンズを選ぶことがポイントになります。

一般的なカメラの付属レンズのF値は「F3.5-5.6」が多く、暗い室内撮影に適していません。明るいレンズを使用することに加え、絞りの調整で光をより多く取り込むことで明るいキレイな写真を撮ることが可能になります。

ISO感度を上げて暗い室内撮影に対応する

明るいレンズを使用し、絞りをできる限り開放しても場合によっては十分な明るさを得られないこともあります。そのような暗い場面ではカメラのISO感度の設定を変更することで対応できます。

ISO感度とはカメラが光を取り込む感度で、数値が高いほど多くの光を取り込めます。ISO400で暗いと感じた場合、ISO800に上げることで明るくなります。それでも暗い場合はISO1600に設定することが可能です。最近ではカメラの性能も上がり、ISO感度を非常に高く設定することが可能になっています。

しかし、ISO感度を上げ過ぎるとノイズが入り画質が荒くなってしまうというデメリットもあるので注意が必要です。暗い室内でできる限り画質を保ったまま明るく撮影したい場合、ISO感度の設定はISO800~ISO1600を目安に過度に上げ過ぎないように撮影します。

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